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顔パス改札vsタッチレス改札 変わる改札機どっちがいいのか?

ども!SHUNです。

2001年にSuicaが導入されて以来、ICカードが鉄道をはじめ、さまざまなところで復旧しましたよね。

今、「ICカードでタッチして改札を通過する」というシステムが変わろうとしているのです。

先日、大阪メトロ顔認証で改札を通過できる「顔パス改札」を開発し実験しました。
JRICカードをタッチすることなく、改札を通過できるタッチレス改札の導入を検討しています。

ここで出てきそうなのが、

「顔パス改札とタッチレス改札どっちがいいの?」
「そもそも、顔パス改札って?タッチレス改札って?なにが違うの?」

こんな疑問にお答えすべく、
今回は以下の4テーマでお届けします。

顔パス改札とは?

顔パス改札とは、顔認証技術を用いた自動改札機のことです。

大阪メトロが2025年大阪万博に向けて開発しました。

・改札に付けられたカメラで顔認証を行う

・2019年12月10日 〜実験を開始

・2024年を目標に大阪メトロ133駅で導入予定

・顔パス改札のメリットと課題

改札に付けられたカメラで顔認証を行う

利用者が改札を通る前に、備え付けのカメラで顔を撮り、事前に登録されている顔写真と照合して通過できるできないを判断します。
駅の改札の開閉を顔認証で行うことは日本で初の試みです。

2019年12月10日 〜実験を開始

大阪メトロは2019年12月10日〜2020年9月30日まで、メトロの社員約1200名を対象に実証実験を行います。
異なったメーカーの改札機を用いて早さや正確性などを検討します。

2024年を目標に大阪メトロ133駅で導入予定

2025年に開催される大阪万博に合わせて、2024年を目途に大阪メトロの全駅に顔パス改札の設置を目指します。
将来的には券売機をなくしてコスト削減につなげます。

顔パス改札のメリットと課題

顔パス改札のメリット

なんといってもわざわざICカードを出す必要がないことです。両手がふさがっているときや車椅子、ベビーカーなどの利用者にとって非常にありがたいですね。。
また、ICカードいらずということから、チャージしたりICカードをなくすこともないです。

顔パス改札の課題

課題はまだまだあるようです。
現段階では、サングラスをしていたり、マスクをしていると認証できません。
逆に他人の写真を用いても通過できてしまうなどの欠点もあります。
その他にも、ICカードによるタッチに比べると速度はまだまだ遅かったり、個人情報をどう取り扱うなどの課題もあります。

 

タッチレス改札とは?

上記の顔パス改札もタッチレスではありますが、ここでは、タッチレス改札とは、JR東日本が導入を予定している利用者が改札にタッチすることなく通過できる改札機のことを指します。

・スマホのアプリを用いてタッチレス化

・2022年〜2023年を目標に導入予定

・タッチレス改札のメリットと課題

スマホのアプリを用いてタッチレス化

顔認証ではなく、スマートフォンのアプリを使って認証します。

改札の天井に設置された機械からミリ波(電磁波)を出し、アプリがそのミリ波の受信後、個人情報を送信して認証します。

アプリを起動していなくても、スマホの電源が入っていれば大丈夫です。
通信に関しては、5Gにならぶ通信速度を保つことができ、一瞬で利用者が通過できるかどうか判断できるとのことです。

2022年〜2023年を目標に導入予定

タッチレス改札に関する技術的なチェックは終えており、早ければ2020年から駅などで導入に向けた実験を行います。
現在使用されている改札機は、2〜3年後に機械の更新となるため、その時期に合わせてタッチレス改札の導入を始めていくそうです。
2027年には実用化できるように進めていくとのことです。

タッチレス改札のメリットと課題

タッチレス改札のメリット

わざわざICカードやスマホを取り出さなくても良いというところです。
左利きの人や車椅子、ベビーカーの方にも便利になります。
また、一瞬で認証するので、今よりももっとスムーズに流れるように改札を通過することができます。

タッチレス改札の課題

一番の課題は、スマホの電源が入っていなかったり、なんらかの原因で通信障害が起こった時に、認証することができないというところです。

 

顔パス改札vsタッチレス改札

どちらも一長一短ではありますが、個人的に現段階ではJR東のタッチレス改札に軍配があがると思っています。

理由は以下の通りです。

・顔認証だと承認まで時間がかかる
→タッチレス改札であれば2/1000秒という一瞬

・顔認証だとマスク着用時はいちいち取らなきゃいけない
→タッチレス改札であれば、マスクしててもOK

・顔認証だと必ずカメラに顔を向けてなければいけない
→タッチレス改札であれば、どこを見てても大丈夫

日本ではラッシュ時間であればなおさら、1秒でも早く改札を通過したいですよね。
ですので、認証の早さが特に重要になってくると思います。

日本は花粉大国なので花粉の時期はマスクが必須になってくると思います。
そんな中、改札を通過するたびにマスクを取らなきゃいけないとなると大変ですよね。

急いでるときは時計や時刻表など顔を動かすことが多いと思います。カメラの性能や取り付け位置にもよると思いますが、そんなときもいちいち顔認証のために、顔をカメラに向けなきゃいけないのはめんどくさいですよね。

 

今のうちに〇〇レスに慣れておくべし

これからの時代はキャッシュレスなどのように、
〇〇レスという、できるだけ省く時代になってきています

現段階では、別に電子マネーやスマホにSuica機能を付けたりしなくても問題なく過ごすことができます。

しかし、これからは〇〇レス化が進むので、現金だけしか使えないとなると、不便に感じることが多くなると思います。

今のうちに電子マネーなどについては、少しずつでいいので慣れておいたほうがいいです