副業

副業の確定申告をしないとどうなる?え、違法になるの?

ども!SHUNです。

みなさんは、副業でどれくらい稼いでいますか?

稼いでるいるのなら、当然、それは「所得」になります。

所得を得たということは、「確定申告」の問題が出てくるかと思います。

「副業の確定申告をしないとどうなるの?」
「違法なのかな…?(汗)」

こんな疑問を解決すべく、今回は1テーマでお届けします。
副業をしている(これからするつもり)のであれば、非常に大切なことですので、ぜひ目を通していただければなと思います。

 

副業の確定申告をしないとどうなるのか?

結論を言います。

  • 「所得税法違反」になる
  • 税金を通常より多く支払わなければいけなくなる
  • 悪質な場合は、刑事罰の対象にもなる

それでは、副業の確定申告をしないことによるペナルティを順番に見ていきましょう。

「所得税法違反」になる

申告をしない→脱税→違反

副業による所得が年間(1/1〜12/31)20万円以上あるにも関わらず、確定申告をしなかった場合は、れっきとした「違反行為」になります。

つまり、脱税者となってしまうのです。

ここで注意しておきたいのが、
所得が20万円未満なら、確定申告はしなくて大丈夫!

「 所得 = 売上 ー 経費 」

所得が20万円というのも実際の売上金(収益)ではなく、そこから経費を差し引いた金額になります。

【経費の例】
・せどり → 売る品物、送料など
・クラウドソーシング → PC、インターネットの回線料金など
・YouTuber → PC、インターネットの回線料金、撮影器具など

 

税金を通常より多く支払わなければいけなくなる

  • 無申告加算税
  • 重加算税
  • 延滞税

無申告加算税

通常より多く税金を納めなさい

これが一番引っかかると思いますので注意です。

本当は申告が必要だったのに、しなかったときに課されます。

確定申告をして、通常どおりに納める税金よりも高い税金を納めなければなりません

その納税額は、確定申告で、もともと納税すべきだった金額によって変わってきます。

納税額:〜50万円 15%
納税額:50万円〜 20%

【(例)納税額が10万円だった場合…】

無申告加算税 = 10万円 × 15% = 1万5000円

納税する金額 = 10万円 + 1万5000円 =11万5000円

つまり、実際に納税する金額は、無申告によって1万5000円も高い11万5000円も支払わければならなくなります。

 

重加算税

悪いやつには、もっと罰を与えるよ

確定申告を行わなかった場合、特に悪質であると判断されたときは最大で40%の重加算税が課されます。

これは無申告加算税の代わりに課されるペナルティとなります。

悪質とは…?

隠ぺい行為などを行ったときです。
(例)納税者が確定申告をしなければいけないと分かっていたにも関わらず、意図的にあたかも所得が出ていないかのように工作した

とはいえ、

「無申告 = 隠ぺい行為」

には通常ならないので安心してください。

無申告で重加算税が適用されるケースは非常に希なのです。
税務署に自ら無申告だったことを言ったり、無申告になった経緯を説明すればOKです!

 

延滞税

締め切り期限を過ぎると延滞料金をもらうよ

確定申告の期限(3月15日)を過ぎてしまうと、延滞料金ならぬ延滞税がかかります。

延滞税の割合は過ぎた日数によって変わり、

「期限日の翌日〜2ヶ月以内」の納税 → 年率7.3%
「2ヶ月を超えた」場合 → 年率14.6%

になります。申告し忘れたときは、すぐに納税するようにしましょう!

ここで注意したいのが、期限内に申告したとしても申告内容に誤りがあり、修正を行った結果、納税すべき金額が増えたときは、延滞税が課されます。 。

悪質な場合は、刑事罰の対象にもなる

マジで悪質→重加算税+刑事罰(10年以上の懲役or1000万円以下の罰金)

数字やデータの改ざん、虚偽の申告を行った場合は、れっきとした犯罪行為で、40%の重加算税が課されるだけでなく、刑事罰に処される可能性もあります

最大で10年以上の懲役また1000万円以下の罰金と「すみません」では済まされない話になってきます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

副業でも立派な所得であり、税金を納めるという、国民の義務があります

副業をはじめている、これから始めようと思っているのなら、どうやって稼ぐかも大切ですが、こういった法律や税金のことも押さえとかなてくてはいけません。

最近では、チュートリアルの徳井が個人で経営している会社の「チューリップ」が1億1800万円の申告漏れと徳井自身の2000万円もの確定申告漏れがありました。

故意に隠ぺいをしたかどうかまでは定かではありませんが、悪質であることは間違いないでしょう。

しかし、決してみなさんも例外ではありません。

とりあえず、「20万円」という数字は常に頭の片隅にはいれておくようにしましょう!

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